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岡山へ夏休み ~2日目~

岡山へ夏休み ~2日目~_b0016709_23555941.jpg牛窓から真北へ車を走らせること3時間。
豊かな川の流れと美しい田園風景を抜けて
到着したのが...岡山県東粟倉村。

岡山へ夏休み ~2日目~_b0016709_23572140.jpg国定公園の一部にもなっている
後山の中腹に建つ、
グレーの洋館こそが、
2泊目の宿「田舎の日曜日」。


岡山へ夏休み ~2日目~_b0016709_052315.jpg平日の宿泊ということもあって、
この日のゲストはわたしたちだけ!
案内された部屋に荷物を置いて、
階下に下りて行くと、
オーナーのおかあさまと奥さんが、
お茶の用意をして出迎えてくれました。
ゲストとの境目がないあたり...
ほんとに、田舎に帰ってきたみたい。

岡山へ夏休み ~2日目~_b0016709_085197.jpgで、そのオーナーというのが、
有名なオートマタ作家、
いわゆる、からくりおもちゃの職人で、
ホテルに隣接する現代玩具博物館の館長、
さらに、有馬の玩具博物館の館長でもある西田明夫さん。
リビングの窓辺に置かれたこのオートマタも、
もちろん、オーナーの作品です。

岡山へ夏休み ~2日目~_b0016709_0133478.jpgそして、もうひとつ見逃せないのが、
ホテルのすぐお隣に工房を構える
木工作家さんによる家具たち。
とくに、この大きくどっしりした
ダイニングテーブルには惚れぼれ...。
ちょうどこの日は、淡いブルーのあじさいが
飾られていて、とっても似合ってました。
ただ、おかあさま曰く、ひまわりのような、
太陽の花もとっても似合うとか...ステキすぎます。

岡山へ夏休み ~2日目~_b0016709_0224390.jpgそんな一目ぼれのテーブルでいただく夕飯は、
地元の採れたて野菜満載のメニュー。
いきなり、大きなグリーンサラダが
ひとりずつボールで出てきて、
アボガドのグラタン、野菜たっぷりスープ、
パプリカが添えられた魚のホイル焼き、
キノコたっぷり鶏肉のロースト、
つやつやのごはん、しめは、ミルクがけのブルーベリー!

岡山へ夏休み ~2日目~_b0016709_0273779.jpg色鮮やかな野菜料理の数々に、
目からもビタミンいっぱい吸収。
食後のコーヒーを飲みながら、
またまた、おかあさまと奥さんとおしゃべり。
ほんと家みたい...もちろんいい意味で。
その後、自由に本を読んだり、
オーナーのドイツおもちゃのコレクションを見たり...
思い思いの夜を過ごしました。

岡山へ夏休み ~2日目~_b0016709_0332827.jpgそして翌朝...部屋の窓から差し込む光で、
自然に(!)目が覚め、久々にさわやかな朝を味わってると...
階下からコーヒーの香りが。
そこには、めっちゃステキな朝食が待ってました。
感激ポイントは、自家製のフレッシュなジャム!
この日は、アンズとリンゴとトマトの3種類。
開け放たれた窓からは心地いい風が入ってくるし...
こんなステキで完璧な朝ははじめて。

岡山へ夏休み ~2日目~_b0016709_0371187.jpgうっとりしながら ”めっちゃしあわせ~”を連発。
たぶん...1年分くらいは言ったでしょうね。
そんな素晴らしい朝の余韻に浸りながらも、
ホテルを後にして、現代玩具博物館へ立ち寄りました。

が、ここがまたスゴイ。
館長さんの柔和な人柄もさることながら、
スタッフがみんな、なにか役者のような...
あるべきところにぴたりと収まっているような...

岡山へ夏休み ~2日目~_b0016709_0523397.jpgたとえるならば、
小川洋子の「沈黙博物館」の世界みたい?
いや、いしいしんじの作り出すどこかの町?
とにかく、不思議な感じなのです...ぜひ。
by sasanet1202 | 2006-08-12 01:13 | OTHERS
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